ハロウイーンまで1カ月を切り、早くもホリデーシーズンに向けて旅行の計画を立て始めるニューヨーカーも多い。11月の感謝祭から元旦にかけての時期は旅行者や帰省者が多く、特にニューヨーク発の航空便は予約が込み合う。
この期間中の航空券の予約について、大手旅行予約サイト「カヤック」が先週発表した調査によると、ホリデーシーズンの航空券をもっとも安く予約できるのは、9月から10月半ばにかけてだという。
この調査結果によれば、国内線航空券の価格は10月半ばを過ぎると、感謝祭向けは約17%、クリスマス向けは51%、元旦向けは25%それぞれ高くなる。つまり、ホリデーシーズンのための航空券予約はできるだけ早く、遅くとも今月半ばまでに完了するのが得策ということになる。
また国際線についても、昨年のデータからホリデーシーズンに近づけば近づくほど価格が上昇することが分かっている。旅行日程については、感謝祭シーズンに国内旅行をする人は月曜日か火曜日に出発し、感謝祭当日か金曜日、または翌週の火曜日に帰着する予定で予約すると、平均で約20%出費を抑えることができるという。
同様に、クリスマスの国内旅行は週末を避け、12月25日にできるだけ近い日を出発日に選ぶのが割安で、海外旅行の場合は23日から27日の3〜5日程度の旅程がもっとも経済的なようだ。1月1日以降に帰国する航空券は高くつくので、注意が必要だ。
年末は、大みそかと元旦を挟んで短期で出掛けると、旅費を約15〜30%削減できることが分かっている。