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日本の食品・酒業界を支えるニューヨーク共同貿易が12日、飲食業関係者を対象とした「日本食レストランショー」をマンハッタン区のメトロポリタン・パビリオンで開催。定番となったキッチンデモンストレーションに続き、ことしは新企画の焼酎ツアーも行われ、多くの来場者が目で見て、舌で味わって、さらに専門家の話を聞いて学び、商品を選ぶという実践的な会を楽しんだ。
第20回目となる今回は、日本の食品や酒、器など70社以上がブースを構え、事前の参加登録は2800人を超える過去最大規模での開催となった。
酒コーナーでは“カップ酒”が各メーカーから出され、注目を集めていた。菊正宗酒造株式会社の嘉納逸人 代表取締役副社長は、「ニューヨークでは今、ラーメンなどのB級グルメが大人気。その料理と共に、カジュアルな雰囲気で日本酒をカップで楽しんでもらいたい」とアピールした。
共同貿易の山本耕生社長は「ここ最近は、ニューヨークから新しい日本食が育ち、世界へ発信されている。多くの皆さんが何か新しい発見やビジネスを求め、このショーを訪れている」と語り、今後もさらに日本の飲食業界を盛り上げていくことを誓った。
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