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日本が誇る和牛の対米輸出と拡販を目的としたイベントが28日、マンハッタン区内で開催された。今回は霜降り和牛と、いまやニューヨークですっかり市民権を得た日本酒をペアリングし、現地の飲食業関係者に“新しい日本食”の魅力や食べ方が提案された。
和牛は日本食を語る上で欠かせない食材のひとつであり、また和食がユネスコの無形文化遺産に登録される可能性なども踏まえ、今後ますます海外の市場開拓が見込める食材であると、注目が高まっている。
JA全農ミートフーズの河野隆太氏は和牛の魅力について、「他の肉と比べ、香りや旨味、口の中でとろけるテクスチャーなどが格段に違う」と語る。また、「霜降りの脂は良質でくどくなく、普通の牛肉と比べてヘルシー」とアピールした。
和牛の今後については、「寿司と言えば“トロ”といった具合に、日本食レストランなどで肉と言えば“和牛”というポジションにまで持って行きたい」と河野氏。本物が選ばれる時代だからこそ、可能性は無限であると感じているという。
会場では和牛を使ったタルタルやしゃぶしゃぶ、寿司などが振る舞われたほか、酒ブースでは、酒サムライであるティモシー・サリバン氏によるペアリングセミナーが行われ、会場は終日、日本食ファンで大いに賑わった。
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