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ニューヨーク市消防庁(FDNY)は3日夜、マンハッタン区トライベッカにあるビルとビルの間の狭い隙間に36時間にもわたり挟まって動けなくなっていたニューヨーク大学(NYU)の男子学生(19歳)を救助したと発表した。
助け出されたのは、アッシャー・ヴォントーさん。ルーフを歩いている際にバランスを崩し、NYUの学生寮と隣接する立体駐車場の間にある15〜30センチの隙間に落ち、挟まったという。
ヴォントーさんの友人が2日夜に捜索願を提出し、大学周辺を捜査していた警備員がビルの隙間からうめき声が聞こえたため駆け付けたところ、ヴォントーさんを発見した。
通報を受けた消防隊員らは、ビルの外壁の一部を取り崩し、酸素補給と点滴を行いながら学生の救出作業にあたった。約1時間半後にヴォントーさんは救出されたが極度に疲労した状態で、意識が混濁していたという。
現在も市内にあるベルビュー病院で手当を受けており回復に向かっているが、あばら骨を骨折しているほか、頭蓋骨にも損傷があるとしている。
調べによると、事故直前にヴォントーさんはパーティーで飲酒していたことが明らかになっている。
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