「チャーバックス」に軍配 上訴裁判でもスタバ敗訴

 商標の侵害に当たるとして、米コーヒー大手スターバックスが連邦第二巡回区控訴裁判所に、コーヒー豆販売業者のブラック・ベア・マイクロ・ロースタリー社を相手取り控訴した件について、同裁判所は18日、ブラック・ベア・マイクロ・ロースタリー社の自社ブランドの豆「チャーバックス」は、「スターバックス」の類似品ではないという判決を下した。
 スターバックスは商標侵害をめぐり約10年前から同社を訴えていたが、2006年にニューヨーク連邦裁判所のローラ・スワイン裁判長は、消費者が「チャーバックス」と「スターバックス」を混同するとは考え難いとして、スターバックスの訴えを却下していた。