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フロリダ州警察局は18日、米大リーグ(MLB)ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲス選手による禁止薬物の使用に関する証拠書類が、ことし3月に盗まれたとされる事件について、数週間前に捜査を再開したことを明らかにした。
警察当局は調査の詳細については明らかにしていないが、「これまでに多くの証拠が見つかっている」としている。
問題の書類はことし3月、ロドリゲス選手らに禁止薬物を提供していたとされるマイアミのアンチエイジング専門クリニック「バイオジェネシス」の元従業員の車から、何者かによって持ち去られた疑いが持たれている。
ロドリゲス選手は禁止薬物の使用に関して8月に211試合の出場停止処分を受けた後、MLBコミッショナーのバド・セリグ氏を提訴。代理人を通じて、「MLBは同クリニックが違法にステロイドを提供し、捜査対象となっていることを知りながらも、裏では協力関係を結んでいた。にもかかわらず、あたかもセリグ氏が薬物使用問題に厳しい姿勢を貫いているかのように見せかけるため、盗難された書類を調査員らに買い取らせた」と主張している。
MLBはこれに対し、「書類が盗難されたものであることを知りながら、MLBがこれを買い取ったという事実はない。盗難そのものが事実であるか否かを調べるため、警察は調査を行っている」とコメントしている。
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