日本食や工芸品紹介 NYで三越伊勢丹

世界の一流ブランドが一堂に会すNYファッションウイーク


 三越伊勢丹ホールディングスは2日、ニューヨークで開かれるファッションウイークで、日本食や伝統工芸品を紹介すると発表した。富山県の「能作」の純度100%のスズを使用した食器や、群馬県の「永井酒造」のシャンパンのような日本酒などを展示する。
 ファッションウイークは世界のファッション関係者らが集うイベントで、政府のクールジャパン戦略に協力する。三越伊勢丹は来年2月6〜13日に専用のブースを開き、一部は販売する予定だ。
 ブースでは、長野県の「伊那食品工業」の寒天や、青森市の「あおもり藍」の衣料品なども紹介する。
 三越伊勢丹の大西洋社長は「こうした取り組みを繰り返すことで日本の製品をブランド化したい」と述べた。