マリスト大学が11月26日に発表した、NBC4ニューヨークとウォールストリート・ジャーナルと共同で実施した世論調査によると、ニューヨーク州の民主党員は、次期大統領に前国務長官のヒラリー・クリントン氏を望んでいることが分かった。
これはクリントン氏、同州知事アンドリュー・クオモ氏、副大統領のジョー・バイデン氏、マサチューセッツ州選出上院議員エリザベス・ウォーレン氏、メリーランド州知事のマーティン・オマリー氏が2016年に実施される次期大統領選民主党予備選に出馬したと仮定した質問で、州登録民主党員の64%がクリントン氏、14%がクオモ氏、8%がバイデン氏、6%がウォーレン氏、3%がオマリー氏を選ぶと答え、5%が未定と答えた。
州登録共和党員の中でもっとも支持率の高かった共和党候補であるニュージャージー州知事のクリス・クリスティ氏とクリントン氏を比較した質問には、57%がクリントン氏、39%がクリスティ氏を支持。クオモ知事と比較すると、51%がクオモ氏、44%がクリスティ氏を支持すると答えた。
同時に行われた調査で、オバマ大統領の就任以来、支持率が最低の40%に低下していることも判明。4月の調査では、支持率は52%だった。
同調査は11月18〜20日、675人の州登録有権者を対象に実施された。