ミチサロン　ネパールのフェルトを使った手作り品　チャリティーバザー開催中

　マンハッタン区アッパーイーストにある美容室「ミチサロン」では１日から来年1月末日まで、「ホープ・フォー・オール・チャリティーバザー」が開催されている。連日、ネパールのフェルトを使ったバッグやスカーフなどを手に取り、買い求める人でにぎわっている。

さまざまな色が揃った、温かみのある手触りのフェルトのバッグ

　「ホープ・フォー・オール」とは、開発途上の新興国における特に女性の自立手段を確立し、貧困からの脱却を支援する目的で設立されたＮＰＯ団体。今回は、同団体が日本からネパールに技術者を派遣し、現地で暮らす女性たちに手ほどきをして生まれたネパールの主要産業であるフェルトを使った手作りのバッグやマフラー、髪飾り、シルクにフェルトで模様をあしらったスカーフなど、色とりどりの温かみのある品々が並ぶ。
　同バザーの収益金は、今後の材料購入や技術者の現地派遣費用などとして使われる。
　ミチサロンでは、店内のギャラリーでこれまでにもさまざまな展示会などを開催しており、今回のようなチャリティーイベントも継続して開催していく予定。