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2013.12.10 NEWS NY

補習授業校卒業生の同窓会 在留邦人や日系人とも交流

あいさつするプリンストン日本語学校理事長のカルダー淑子氏(右)と、在NY日本国総領事・大使の草賀純男氏夫妻=5日(photo:Koike)


 在ニューヨーク日本国総領事大使公邸で5日、「補習授業校卒業生の会レセプション」が開催された。これは補習授業校卒業生の同窓会として、また同校卒業生とニューヨークで活躍する在留邦人や日系人のネットワーク構築のための交流の場として年に1度開催され、7回目を迎えたことしは、米国全土で活躍する卒業生および来賓約150人が集まった。
 以前は補習授業校というのは日本に帰国する人のためのものであったが、現在では同校を卒業した約7割は米国に留まり、さまざまな分野で活躍していると言われている。プリンストン日本語学校の理事長であるカルダー淑子氏は世話人あいさつで、「長い時間を共に過ごした同校の卒業生たち同士が、会えなくなるのは淋しい。さまざまな人にご尽力いただき、こういった場を設けていただき、この会を続けることができるのは本当に嬉しいこと」と感謝の言葉を述べた。
 また、補習校同窓会会長のジャスミン・ウィルソン氏は「最初は、『友達100人できたらいいな』と思って始めてみたら、同じアイデンティティーを持つ人と、何も言わなくても分かり合えることの嬉しさを感じ、大げさではなく人生が変わった。これからも、そんな想いを共有できる人を増やしていきたい」と笑顔で語った。
 来場者は時を忘れて、目にも鮮やかな美味しい日本食に舌鼓を打ちながら、近況報告や思い出話などに花を咲かせていた。

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