RELATED POST
ニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長と市のタクシー・リムジン委員会(TLC)のデビッド・ヤスキー氏は6日、WORのラジオ番組に出演し、市内を走るタクシー(通称イエローキャブ)について、今後7年以内に半数を車いす対応とする新規定を設けると発表した。
この規定案によると、現在、市内を走行しているイエローキャブは約1万3000台で、今後は新車を導入する際、2台に1台を車いす対応車とすることで順次その台数を増やし、7年以内に目標を達成するとしている。
車いす対応のイエローキャブは現在200台しかなく、これが連邦障害者法に反するとして、2011年に市とTLCを相手取る集団訴訟が起こされている。今回の新規定案は、その和解案として裁判所に提出されたもの。
この発表を受け、身障者擁護団体はいずれも、市の取り組みを歓迎する意向を示している。
現在TLCでは、携帯電話アプリなどで車いす対応車を呼ぶサービスを設けているが、該当車の台数が少ないため、サービスが十分行き届いていない状況。ニューヨーク市とTLCは、この規定が達成される20年には、「イエローキャブは国内で最も身障者への対応が進んだタクシーシステムになる」としている。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
日本国旅券(パスポート)の国内集中作成開始に伴う留意事項 在NY日本国総領事館
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立