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まもなく任期満了となるニューヨーク市のマイケル・ブルームバーグ市長が17日から、市内5区を1日1区ずつ訪問し、最後の演説を行っている。
演説では、環境、教育、経済、住宅、犯罪、公衆衛生、芸術などのさまざまな分野における、12年間に自らが成し遂げた主な功績を取り上げて紹介。各分野につき、就任当初の2002年と比較し、どのように変化したかを詳しく説明している。
初日は、ブルックリン区を訪問。20日にグランドオープンするプロスペクトパーク・アイススケート場のテープカット式典に出席した。同日の演説では、3.4平方キロのパークランドの開発を含む、50億ドルの公園への資金援助、犯罪率の低下、景気の改善など、同区における功績を誇らしげに語った。
また、市長の健康構想により、市民の平均余命が全米平均より2.2歳も延びたこと、犯罪件数が30%以上減少し、殺人件数が半減したことなどについても触れた。
18日には、市長として最後となる演説が、マンハッタン区のザ・エコノミッククラブ・オブ・ニューヨークで行われ、20日にはニューヨーク州都市交通局(MTA)の職員らと、来夏開通する拡張区域を試走するため、7番線に試乗する。
市長は、Record of progressと題したウェブサイト(http://progress.mikebloomberg.com)でも、12年間に築いた自己の功績を紹介している。
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