ニューヨーク育英学園全日制部門の小学部5年生10人は2013年12月2日、社会科「情報産業と私たちの暮らし」の授業の一環として、マンハッタン区にあるフジサンケイテレビ放送局ニューヨークオフィスを見学。ニュースがテレビで放送されるまでを、興味津々の様子で学んだ。
同放送局は、米国で他局に先駆け、海外で活躍する日本人向けの日本語放送を実現させた放送局。到着してすぐ児童たちは、米国における日本語放送の概要と共に、放送をめぐり規制の違いが国ごとにあることなどをディレクターより学んだ。
その後、放送局のさまざまな設備の見学と報道スタッフの仕事を体験。児童たちは、実際にスタジオでテレビカメラの前に立ってキャスターとして放送原稿を読んだり、コントロール室からキャスターへ指示を出したりした。普段テレビで見ているスタジオに立つのが自分たちという体験に興奮しつつ、放送局のスタッフになりきってそれぞれの役割をこなしていた。
児童たちは、ひとつのニュースを伝えるためにも多くの人々が関わっていることを学ぶことができた。
NY育英学園
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