フィフス・アベニュー・スマイルズ

 慢性的に首に痛みを感じる、肩こりが激しいー。これらの症状に悩まされている人も少なくないのでは?
 今回は、意外と知られていない顎関節症と首の痛みの関係性について、フィフス・アベニュー・スマイルズのDrウエダに話を伺った。

知ってた? 顎関節症と首の痛みの関係性

 「何だか首が痛いな」と感じても、連日の長時間のパソコン作業のせいだとか、寝違えたのだろうとついつい決めつけてはいないだろうか? もしかするとそれは、身体全体のバランスを歪める「顎関節症(がくかんせつしょう)」が進行中である可能性も|。
アメリカでも珍しい、顕微鏡を駆使した虫歯治療を取り入れ、きめ細かな治療に定評のあるフィフス・アベニュー・スマイルズのDrウエダによると、額関節症は我々にとって「とても身近な病気」で、これに悩まされる日本人も少なくないのだという。特に顎が小さかったり、柔らかい食べ物ばかりの食生活や片噛みのせいで、噛み合わせがずれやすいのだとか。その結果、20〜30代の若い女性ですら、その症状が多く見られるというから驚きだ。
 また「正しい噛み合わせ」はとても大切で、これがずれていたりすると顎関節症になりやすく、開口障害、睡眠中の歯ぎしりや食いしばりを誘発し、眠りが浅く、頭痛、首痛、肩こりも招きかねない。

東京で治せる専門医が見つからなかった症例。開口時にクリック音。 口は真っすぐ開かず、右頬にだるさがあった。パワーバイトとの差が極端な例

 「Drオリボらの研究によれば、首や顎の痛みと歯の噛み合わせは相関関係にあります」とDrウエダ。顎関節症の治療で有名なタフツ大学TMJセンター式のパワーバイトを使った治療法がとても効果的だと指摘する。
 パワーバイトとは、正しい噛み合わせに戻すため、カスタムメイドのマウスピースを歯に付け、顎関節を保護、噛み合わせの機能回復を図るもの。自分にぴったり合ったマウスピースを装着すれば、顎関節症の治療は容易ということだ。もちろん、「健康な人でも、パワーバイト・マウスピースを使用することで、快適な睡眠、顎関節症の予防、大切な歯の保護に繋がる」ということも忘れてはならない。

パワーバイト状態で、かなり症状が改善された

 フィフス・アベニュー・スマイルズでは、患者一人ひとりのパワーバイトを見つけ出し、それに合ったものをカスタマイズして作製する。また通院するたびに顎がリラックスし始めた〝今〟の自分に合うようマウスピースの微調整を行うので、比較的短い期間で治療を終える人が多いのも魅力だ。
 「噛み合わせを改善すると顎の安定感が増し、顎顔面の不快感も減ります。さらにカイロプラクターとの併用で首の動きがとても楽になり、症状が減少しやすくなります。残念ながら顎関節症を治療できるDrは少ないので、疑いがある症状に気付いたら、まずは早期に相談することをお勧めします」とDrウエダはアドバイスする。

注:症例、Drにより治療法は異なるので、詳しくは担当医に相談すること。

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