スーパーボウルへは公共交通機関で! 40万人が移動と予想

 ニューヨーク都市圏の主要交通機関の代表者はこのほど、2月2日にニュージャージー州のメットライフ・スタジアムで開催されるスーパーボウルに向けて協議を行い、各交通機関の運行計画を発表した。各社とも会場を訪れる観客や観光客に「車ではなく、公共交通機関を利用して」と呼び掛けている。
 計画によると、スーパーボウル開催期間中は、交通機関各社とも列車の運行本数を増便するほか、当日は大会運営側がスタジアムへの有料シャトルバスも運行する。
 またニュージャージー・トランジットは、列車とバスのどちらでも使用できる記念乗車パスを販売し、列車の車両数を通常より増やす予定。
 スーパーボウル開催期間中は、全米から40万人が同地を訪れると予想されている。しかし普段から渋滞が深刻なニューヨーク近辺の道路を、40万人が車で移動するとなれば、大渋滞は避けられない。さらに、スタジアムの駐車場は警備や報道関係者らに優先的にスペースが与えられるため、当日は通常の半分以下しか使用できないこととなる。
 今大会は米東部の寒さの中、スーパーボウル史上初の屋外スタジアムで開催される試合として注目されている。