米経済誌フォーブスが22日に発表した、毎年恒例の米プロバスケットボール協会(NBA)資産価値ランキングによると、ニューヨーク・ニックスが推定約14億ドルで、リーグ内でもっとも価値のあるチームとなった。
ニックスは、3年間かけて行われた本拠地マディソン・スクエア・ガーデンの改修工事により27%の価値を上げ、2年連続で首位に輝いた。2位に13億5000万ドルのロサンゼルス・レイカーズ、3位に10億ドルのシカゴ・ブルズ、4位に8億7500万ドルのボストン・セルティックスが続く。
ブルックリン・ネッツは2013年〜14年のシーズンで47.1%増とリーグ内でもっとも大きな伸びを見せ、9位から5位へと一気に順位を上げた。価値の上昇はリーグ全体に広がっており、2年連続で全30チームが上昇している。全チームの資産価値の平均は昨年比25%増の6億3400万ドルで、リーグ全体では46億ドルに上昇した。
平均営業利益は2倍に増加し、同誌が1998年に資産価値の推定を始めて以来、最高の2370万ドルとなった。価値の上昇は、オーナー側と選手協会との間で結ばれる労使協定の合意に起因するものと考えられる。