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2014.01.25 NEWS

NJ州知事の支持率急降下 報復渋滞スキャンダルが影響

 最新の世論調査により、ニュージャージー州のクリス・クリスティー知事の支持率が急降下していることが分かった。同知事は現在、再選を果たした昨年の選挙をめぐる報復渋滞事件が取り沙汰されており、それが大きな影響を与えたとされる。
 23日に発表された調査結果によると、クリスティー知事について「好ましい」と回答した人は46%で、昨年11月に行われた前回調査の65%から激減した。
 一方、「好ましくない」と答えた人の割合は43%で、民主党支持者の間では、前回の調査で「好ましい」と答えた人の割合が45%だったのに対し、今回は19%と大幅に減少した。
 だが、クリスティー知事のこれまでの業績に対する評価は依然高く、前回の調査から15%減となったものの、53%の有権者が「評価する」と答えた。
 ただし、「評価する」と答えた人の多くが共和党支持者であることも分かっており、民主党支持者間で同知事の業績を評価した人の割合は、前回と比べ51%も少ない29%という結果であった。
 クリスティー知事は、昨年の大型ハリケーン「サンディ」に関する復興政策などが高く評価され、民主党支持者の間でも高い支持率を得ていた。
 同知事は2016年の次期大統領選に向け、共和党の代表候補と目されており、今回のスキャンダルによる影響が懸念されている。

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