世界のためにできることを考えて… パキスタン南西部地震へ義援金寄付

 NY育英学園全日制部門小学部の5・6年生は1月15日、マンハッタン区のミッドタウンにある在NYパキスタン総領事館を訪問した。これは児童会で話し合い、世界のために自分たちにできることを考え、10月に行なわれたバザーの児童会活動収益金を、パキスタンで起きた大地震で苦しむ人たちへ寄付する目的で行われた。
 総領事館を訪れた6年生の片山カイウス君と5年生の前田星冴君が児童を代表し、「東日本大震災の時は、世界中から多くの支援や励ましをもらいました」「パキスタンで大地震が起きたことをニュースで知り、パキスタンの皆さんがどれだけ辛い思いをしているかと想像すると、とても悲しい気持ちになりました。ぜひ、被害に遭われた方たちのために使って欲しい」と、英語と日本語でスピーチした。
 パキスタン総領事のアジフ・サイード・カーン氏は、「皆さんの申し出を嬉しく思います。心がこもった寄付を被災地の復興に役立つように送ります」と感謝の言葉を述べた。

NY育英学園
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