ニュージャージー州で行われた最新の世論調査で、41%が「嗜好品としての大麻使用が合法化された場合は、これを支持する」と答えたことが分かった。一方、昨年末に合法化されたオンライン賭博について「支持する」と答えた人は32%に留まり、合法化前に行われた調査結果の57%を大きく下回った。
調査を行った専門家は、「この数字は、ニュージャージー州には大麻の合法化を医療目的だけでなく、嗜好品としての使用に拡大する土壌があることを示している」と説明している。また今後については、「政治家は賛成派の声が5割に近づくにつれ、世論の動きを注視することになるだろう」と予想した。
調査では、大麻を吸引したことのある人の方が、合法化を支持する傾向が強いことも分かった。
またオンライン賭博については、昨年11月の導入以来、約1カ月で840万ドル以上の収益を上げている一方で、「カジノ業者による大規模な広告が、一部の州民の反感を買っているのも事実である」と専門家は指摘している。
調査は734人のニュージャージー州民を対象として、1月20〜26日の間に、固定電話および携帯電話を通じて行われた。