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ニューヨーク市スタテン島動物園で2日、グラウンドホッグの動きで春の訪れを予想する毎年恒例の「グラウンドホッグデー」のイベントが開催され、同園の人気者チャールズ・G・ホッグが、冬があと6週間続くことを予想した。
言い伝えによると、巣穴から出てきたグラウンドホッグが自分の影を見れば、冬がさらに6週間続くと言われている。この日行われたイベントで、木造の小屋から出て来た体重約3.9キロのチャックは、黄色い大きな作業用手袋をはめた同市のビル・デ・ブラシオ市長の手の上に乗せられたが、同氏がバランスを失ったため、落下した。市長によると、チャックは自分の影を見たという。
1981年以来、同園で春の訪れを予想しているグラウンドホッグは通称「チャック」と呼ばれ、市民に親しまれている。チャックの予想的中率は82%と高い。
2009年のイベントでは、当時の市長であったマイケル・ブルームバーグ氏の手にチャックが噛みついたため、それ以来、手袋が着用されるようになった。
グラウンドホッグの寿命は約8年とされているが、現在のチャックは任期3年目で、歴代のチャックとは血縁関係であるという。
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