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冬季オリンピックが開催されるロシアのソチに輸送予定となっていたチョバニ社(本社ニューヨーク州)のヨーグルトが、衛生上の理由でロシア政府の許可が得られず、足止め状態となっている。
米オリンピックチームの主要スポンサーである同社の、全米最大の売り上げを誇るグリークヨーグルトは、現地に滞在している選手や、NBCスタジオの職員ら米国民に良質なプロテインを届けるため、輸送される予定となっていた。
ニューヨーク州選出連邦上院議員のチャールズ・シューマー氏が4日語ったところによると、このヨーグルトはロシア政府が発行する税関証明書が得られないため、ニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港に保管されたまま。米農務省は、同省が発行する安全証書を承認するようロシア政府に求めたが、未だに許可が得られていない。
同氏は、ロシア連邦駐米大使であるセルゲイ・キスリャク氏に、ヨーグルトの衛生上の安全性を主張し、ロシア政府への働き掛けを求める書簡を宛てた。
同社では昨年9月、ヨーグルトが水っぽい、泡が立っている、食中毒を起こしたなどといった消費者からの苦情を受け、商品のリコールを行った。だが、同社によると、問題があったとされる商品はわずか5%だけで、そのうち95%が直ちに発見されており、またカビが見られたのはアイダホ工場で製造された商品だけだったとしている。
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