10州がオンライン賭博の合法化を検討
賭博に関する法制度を研究するギャンブル・コンプライアンスによる調査で、全米で少なくとも10州が年内のオンライン賭博の合法化を検討していることが分かった。一方、この調査では、インターネット上でのポーカーを許可する連邦法について「議会で反対多数により却下される可能性が高く、成立の見込みは低い」と結論付けている。
米国ではこれまでに、ニュージャージー州、ネバダ州、デラウェア州の3州がオンライン賭博を合法化している。
同調査によれば、カリフォルニア、コロラド、ハワイ、イリノイ、ルイジアナ、マサチューセッツ、ミシシッピなどの州が、適用範囲の拡大または導入を検討しているという。
このうち最大規模の市場であるカリフォルニア州では、インターネット・ポーカーの合法化をめぐり、ネイティブ・アメリカンの団体との話し合いが続いている。またネバダ州ではポーカーに加え、他の種類のオンライン賭博を許可する法案も提出されている。