飲酒の邦人機内で暴れる 成田発ニューヨーク便


 成田発ニューヨーク行きの全日空機内で10日、酒に酔った日本人の男性客がトラブルを起こし、アラスカ・アンカレジの空港に臨時着陸していたことが11日、分かった。到着が約6時間半遅れたが、けが人はなかった。
 全日空によると、トラブルがあったのは10日午前成田発の全日空10便。離陸後に男性(38)が大声を出したり、暴れたりしていた。客室乗務員が注意しても従わなかったため、同機はアンカレジ空港に臨時着陸し、その場で男性を現地警察に引き渡したという。
 同機は給油後、再びニューヨークに向かい、予定から約6時間半遅れでケネディ国際空港に到着した。地元紙によると、男は連邦捜査局(FBI)に逮捕されたという。