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2014.02.13 NEWS NY

スノーデーで授業日数が足りない! NJ州、土曜登校で補てんへ


 ニュージャージー州のフォートリー学区教育員会は、この冬の大雪で学校閉鎖が続いたため足りなくなった授業日数を、土曜登校で補てんする案を検討中であると発表した。
 同州の法律では、各学区は1年間に180日の授業日数が必要とされているが、同学区はすでに今冬、4日も学校を閉鎖している。そのうちの2日は予備日で補うが、さらに2日足りない状況。検討中の案では、土曜日の半日登校を4回行うことで補てんできるとしている。ただし、今後また大雪で閉鎖となれば、さらに土曜登校日を増やすこととなる。
 この案は10日に行われた委員会に議題として提出され、今後さまざまな条件を検討した上で、24日に投票が行われる。
 同学区のポール・サクストン教育長によると、土曜登校以外の案としては、春休みの登校、あるいは夏休み開始日を遅らせるという方法もあるが、すでに旅行などを予定している家庭も多く、欠席者が多くなる可能性を懸念している。
 ただし、土曜登校の場合もクラブ活動への参加や宗教上の理由から、欠席せざるを得ない生徒もいる。同教育長は「さまざまな事情を考慮したうえで、最善の方法を選択したい」と述べている。
 今回の案について、放送局NBC4の取材に対し、同学区の生徒たちは「夏休みに入るのが遅れるくらいなら、土曜登校の方がまし」と答えている。

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