RELATED POST
ニュージャージー州のフォートリー学区教育員会は、この冬の大雪で学校閉鎖が続いたため足りなくなった授業日数を、土曜登校で補てんする案を検討中であると発表した。
同州の法律では、各学区は1年間に180日の授業日数が必要とされているが、同学区はすでに今冬、4日も学校を閉鎖している。そのうちの2日は予備日で補うが、さらに2日足りない状況。検討中の案では、土曜日の半日登校を4回行うことで補てんできるとしている。ただし、今後また大雪で閉鎖となれば、さらに土曜登校日を増やすこととなる。
この案は10日に行われた委員会に議題として提出され、今後さまざまな条件を検討した上で、24日に投票が行われる。
同学区のポール・サクストン教育長によると、土曜登校以外の案としては、春休みの登校、あるいは夏休み開始日を遅らせるという方法もあるが、すでに旅行などを予定している家庭も多く、欠席者が多くなる可能性を懸念している。
ただし、土曜登校の場合もクラブ活動への参加や宗教上の理由から、欠席せざるを得ない生徒もいる。同教育長は「さまざまな事情を考慮したうえで、最善の方法を選択したい」と述べている。
今回の案について、放送局NBC4の取材に対し、同学区の生徒たちは「夏休みに入るのが遅れるくらいなら、土曜登校の方がまし」と答えている。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
ビリー・ジョエルとロッド・スチュアート 一夜限りの豪華すぎる共演、17日からチケット発売
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
ロス山火事、安否不明「多数」