羽生、日本男子 史上初の金メダル  今大会日本勢にとっても

 ソチ冬季五輪第8日の14日、前日のショートプログラム(SP)で首位をマークしていたフィギュアスケートの羽生結弦選手(19歳)が、男子フリーで初優勝。日本男子フィギュア界史上初となる、金メダルを獲得した。
 腰を痛めてSPを棄権、引退を発表したロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手(31歳)は地元紙の取材で「羽生が金メダルを取るだろう」と予想していた。
 2010年のバンクーバーオリンピックで銀メダルを獲得し、今大会で金メダル最有力候補と見られていたプルシェンコ選手。羽生選手は金メダルを取りながらも「ちょっと悔しいところもある」とさらに高みを見据えた発言をし、明暗を分けた今大会となった。