今季限りでの引退を表明した米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーター内野手(39歳)は、フェイスブック(FB)上のファン向け交流サイトに投稿し、「昨年は辛い年だった。怪我が多く、それまではたやすく楽しんでできていたことも、自分にとって難しくなってきているのがわかった」と振り返った。
また「昔から、野球を仕事のように感じるようになったら、次に進むべき時だと考えようと思っていた」と綴り、数カ月前から2014年シーズンを最後に引退することを考えていたと明かした。
情報筋によれば、ジーター選手が引退の意志を固めたことは、本人の希望により球団オーナーのハル・スタインブレナー氏をはじめとする一部の人にしか知らされていなった。このため、ヤンキースの選手の多くはFBの投稿を通して「ジーター引退」のニュースを知ったという。
ヤンキースでジーター選手とともに一時代を築き、12年に引退したホルヘ・ポサダ元選手は声明を発表し、「デレクがいたおかげで、私はより良い選手になることができた。彼との友情は私にとって誇りであり、兄弟のように思っている。デレクは真のチャンピオンであり、最高のチームメイトだった」として盟友を称えた。
ジーター選手は来週中に正式な記者会見を開く予定となっている。