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ニューヨーク生まれのヨーグルト・メーカーであるチョバニ社は13日、同社製グリークヨーグルトの国内への持ち込みをロシア政府が拒否していることを受け、輸送を断念することを明らかにした。今回ロシアに届けられなかったヨーグルトは、貧困層への食糧援助のためのフードバンクに寄付されるという。
チョバニ社は当初、冬季オリンピックが開催されているソチに滞在している米国選手やスタッフのためにヨーグルトを輸送しようとしていたが、安全性に関する通関書類などの不備を理由にロシア政府が許可を出すことを拒んだため、ニューアーク国際空港近くの倉庫で保管されたままとなっていた。
このため、ニューヨーク州選出の連邦上院議員チャールズ・シューマー氏が、駐米ロシア大使にヨーグルトの安全性を説明し承認を求めるなどの働き掛をしたが、最終的に許可は得られないままとなっていた。
ロシア政府は過去数年にわたって、米国産乳製品の輸入許可を巡り米政府と小競り合いを続けている。
チョバニ社のハムディ・ウルカヤCEOは声明の中で、「選手たちに当社のヨーグルトを届けることができなかったのは残念だが、協力してくれた多くの人に深く感謝している」と述べた。
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