2014.02.15 NEWS

父親が娘を殺害、犬に食べさせる 8年前の事件、証拠不十分で逮捕者なし

 10日付の地元紙デイリーニューズは、ブルックリン区で父親が1歳の娘を殺害し、飼っていた犬に食べさせたという8年前の衝撃的な事件について報じた。
 殺害されたセレニティー・ブラウンちゃん(当時1歳)の母親ポーラ・ジョンソンさん(35歳)が当局に語ったところによると、2006年7月、エドワード・ブラウン容疑者(34歳)は同区カナーシーの自宅で、セレニティーちゃんの笑い声がうるさいと胸部を殴り、ぐったりしたところ、水を溜めた浴槽の中に放置した。また、容疑者は刃物でセレニティーちゃんの身体を切断し、飼っていたピットブルに食べさせた疑い。同容疑者はその後、犬を射殺したという。
 事件から5年経過した11年、ブラウン容疑者と離婚して同区フラットブッシュに転居していたポーラさんの自宅を訪ねたソーシャルワーカーが、セレニティーちゃんの不在に気付いた。ポーラさんは当初、「娘はアラバマ州の祖母の家にいる」と虚偽の報告をしていたが、後に事件の詳細を告白し、捜査が開始された。
 警察は、事件が起きたとされる部屋を何度も訪れ捜査したが、法医学的証拠は何も見つからず、12日現在も逮捕者はいない。ブラウン同容疑者は00年、強盗未遂で1年間服役している。

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