RELATED POST
一度は離婚したものの、何年後かにまた同じ相手と再婚する―。芸能ニュースではよく耳にする話だが、近頃では一般の人にとっても珍しい話ではなさそうだ。
ある国際的な調査によれば、一度離婚したカップルのうちの6%が、元配偶者と再婚したという結果が出ている。
しかし、この復縁再婚は果たしてうまくいくのだろうか。多くの専門家は、「残念ながら元配偶者との再婚は初婚より離婚率が高い」と答えているようだ。
カリフォルニア州立大学の心理学教授ナンシー・カリシュ氏は、夫婦の復縁と再婚について1993年より調査を続けている。同氏は「元夫婦の再婚がうまくいくケースはめったにない」とした上で、「離婚の原因が当人同士ではなく、その時の環境(親の反対や若すぎた結婚など)によるもので、その後それが解決されていた場合のみ、うまくいく傾向にある」と分析する。
また別の専門家は、そもそも性急に離婚を決める夫婦が多すぎると指摘する。統計によると、結婚後5年以内に離婚する夫婦は全体の20%を占め、さらに20年以内では48%が離婚している。
心理学者のスー・ジョンソン氏は、何か問題が起きたら夫婦はお互いを鏡だと考え、相手ではなく自分のことをより掘り下げて考えることをすすめている。そして、「ある期間、冷却期間を置いたからといって、離婚に至った問題が解決されていなければ、復縁してもうまくいくわけがない」と結論づけている。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
日本国旅券(パスポート)の国内集中作成開始に伴う留意事項 在NY日本国総領事館
-
ウェグマンズに待望の「寿司レストラン」がオープン 場所はマンハッタン、キーは現代的な日本食か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か