小学校のトイレにまたヘロイン 教師らの犯行か

 昨年12月に男子用トイレでヘロインが見つかったニューヨーク州サリバン郡にある小学校で今月11日、再びヘロインが見つかった。警察当局は現在、同校の教師らの捜査を行っている。
 地元警察によると、昨年に引き続きヘロインが見つかったのは、同地区にあるベンジャミン・コソー小学校で、前回と同じ男子トイレだった。 
 監視カメラには6人の教師を含む8人の男性が、違法薬物の発見前にこのトイレに出入りする姿が映し出されていた。作業療法士として勤務する契約職員の男性は警察による尿検査に応じたが、他の7人は当初は尿検査に協力する姿勢を見せていたものの、途中から一転して警察への協力を拒否し、弁護士を雇った。警察は、登校日に教師がヘロインを使用した可能性が高いとみている。
 同校は、公式ウェブサイトに「今回の事件については直ちに通報し、現在、捜査が進行中である」という内容のメッセージを掲載した。