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2014.03.04 NEWS

ねずみはびこるアッパーイースト 飲食店での問題深刻

 ハーバード大学大学院が分析したニューヨーク市保健衛生局の2013年度版飲食店格付けによると、マンハッタン区アッパーイーストの飲食店の半数以上でねずみが見つかったという。
 同調べによると、郵便番号「10128」のエリアにある154軒の飲食店のうち、77軒で見つかったという。高級および人気レストランも数多く点在する同エリアでは現在、地下鉄2番街線の工事が行われており、ねずみの増加もこれに起因するものと考えられる。
 また同様の調査を実施し、ニュースサイト、ゴッサミストで発表したスティーブン・メレンデス氏は、クイーンズ区クイーンズビレッジの「11429」のエリアが市内最悪で、23軒ある飲食店の60%にあたる14軒でねずみが見つかったと指摘している。
 同区ファーロッカウェーとブロンクス区のエデンワルドでは、飲食店の半数以上でねずみの糞が見つかっていた。ブルックリン区パークスロープ南部、スプローリング・グリーン=ウッド墓地近くの「11218」のエリアでも、52%の飲食店で確認された。
 一方、マンハッタン区の14丁目以南の飲食店での発生率は30%と低く、トライベッカの「10282」エリアではわずか7%、金融街を含む「10005」も11%と低かった。
 ルーズベルト島の「10044」のエリアでは、10軒ある飲食店で一匹のねずみも見つかっていない。

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