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New York, US
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2014.03.04 NEWS

アルコール飲み放題は違法 NY州、週末ブランチは例外

 ニューヨーク州では、アルコール飲料取締法(ABC法)の規定により、飲食店が客にアルコール飲み放題のサービスを提供することは違法となっているが、週末のブランチについては除外されるという。
 同州酒類取締局(SLA)によると、アルコール飲料を提供することができるライセンスを有するバーやレストランは、客に危険な量のアルコールを提供しないという法的義務があり、客に飲み放題方式でアルコール飲料を提供する行為は違法で、無制限にアルコール飲料を客に提供した飲食店は捜査の対象となり、起訴される可能性もある。有罪となった場合には、最高1万ドルの罰金が科されることとなる。
 同法では、一定の時間内に固定価格で客にアルコール飲料を無制限に販売、提供、配達することを禁じている。だが、この規定には限られた例外があり、アルコール飲料の提供がイベントに付随するものならば規定の対象とはならず、週末のブランチ「イベント」と解釈されるため、違法とはならないのだという。
 ハッピーアワーで見られるような、グラス2杯を1杯分の価格で提供することや代金を半額にすることは、法律で認められている。

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