世界のビールが一堂に会する「ニューヨーク・ビールウイーク2014」が2月28日〜3月2日の期間中、市内各地で行われた。最終日の3月2日には、マンハッタン区イーストビレッジのレストランAPT13で「ジャパニーズ・ビア・テイスティング(主催:五絆ソサエティ)」も行われ、来場者らは“新しいビールの嗜み方”を堪能した。
日本を代表するサッポロビールや銀河高原ビールをはじめ、地元ニューヨークの人気醸造所であるブルックリン・ブルワリーからソラチエースが参加し、同イベントのために特別に作られたビアカクテルが振る舞われた。
サッポロビールに芋焼酎、サングリータ、わさび、ホワイトソイをミックスした「ライジング・サン」はスパイシーで香り高く、熊本産の生牡蠣が添えられたユニークなカクテル。すっきりと爽やかな日本のビールの新たな魅力を引き出し、これからまだまだ“ジャパニーズ・ビア”のマーケットが広がる可能性を伺わせた。
五絆ソサエティの川野作織社長は、「我々の活動を通じて、非日系のシェフたちにも日本食材の正しい使い方や伝統を理解してもらいたい」と言及。さらに「日本への理解が深まることで、米国における日本人の地位向上に繋がれば」と熱い思いを語った。