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ニューヨーク連邦準備銀行(FRBNY)の調査によると、2013年第4四半期における米国人の個人負債の水準が、07年以来初めて大幅に上昇した。
同時期、クレジットカード、モーゲージ、学生ローン、自動車ローンなど、主要項目のほとんどで上昇が見られた。
もっとも上昇が顕著だったのは、学生ローンによる負債額で、昨年第4四半期には1140億ドル増の1兆800億ドルに達した。また、クレジットカードの負債額は110億ドル上昇した。
住宅信用供与だけは、昨年第3四半期から第4四半期にかけ60億ドル減少しており、年間を通しても減少しているが、これを除く全項目の合計は2410億ドル上昇し、個人負債総額は11兆5300億ドルに達した。
FRBNYの上級副社長ウィルバート・バンダールクロー氏は、「同四半期は、07年の大不況以来初めて、家計の借金額が前年レベルにまで上昇し、長い借金投機の停止期間後、各家庭がまた借金をし始めたことを示している」との見方を示した。またクレジットカード業界の専門家は「明らかに上昇の傾向にはあるが、信用取引の水準が08年のレベルに戻るのはまだ先の話だ」との見解を示した。
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