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「ブルーリボン」などのブランドで知られる老舗ビール醸造業者のパブスト・ブリューイングが、売却先を探していることが3日、分かった。
同社の現在の所有者は、食品産業への投資家として知られるディーン・メトロポウロス氏で、2010年にカルマノビツ・チャリティ基金から2億5000千万ドルで同社を買収した。
メトロポウロス氏による買収後、同社の業績は飛躍的に伸びていることから、今回の売却計画では大手醸造業者や投資会社が高い関心を寄せるものと予想されている。
同社の人気ブランドであるブルーリボンは、手頃な価格で販売されているため庶民派ビールとして米国で長く親しまれてきたが、最近になって若者の間で人気となり流行しつつある。
情報筋によれば、同社は新規株式公開を行うことも検討しているという。
メトロポウロス氏はギリシャ出身で、破綻した製菓会社ホステス社から人気菓子「トゥインキー」ブランドをアポロ・グローバル・マネジメント社と共同で買い取るなど、敏腕投資家として知られている。
1844年創業のパブスト社は、全米でもっとも古いビール醸造業者のひとつに数えられ、ブルーリボンのほかに「シュリッツ」や「オールドミルウォーキー」などといった銘柄を製造している。
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