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ブロンクス区在住の女性が６日、フォーチュンクッキーに書かれていたラッキーナンバーのロト（宝くじ）を買ったところ、200万ドルが当たり、話題となっている。
「ずっと昔に一度だけ、フォーチュンクッキーの番号を利用したら良いって聞いたことがあった。それを思い出してやったら、上手くいったのよ」と語ったのは、エマ・デュバルさん（75歳）。同氏はニューヨーク州北部に住む家族に会いに行く途中、マンハッタン区グリニッジビレッジにある中華料理店で食事をした際にもらったフォーチュンクッキーに書かれた数字を、食料品店でロトを購入する際に使ったという。
デュバルさんの当選合計金額は124万6085ドル（税抜き）。同氏は「最初は信じられなかったし、誰にも知らせなかった。当選したロトは安全な場所に隠した」と話す。
大金が当たったデュバルさんだが、「私たちの暮らしはこれまでと何も変わることはない。当選金は、おそらく貯蓄と投資に充てるだろう」と語った。
デュバルさんにフォーチュンクッキーを提供した中華料理店のオーナーは、「クッキーが幸運を運ぶと、今は信じている。これからは毎日、フォーチュンクッキーに書かれたラッキーナンバーを参考にロトを買う」と意気込んでいる。
フォーチュンクッキーは近年、米国内の多くの中華料理店で食後の口直しとして出され、ラッキーナンバーだけではなく、中国の文章やことわざなどが表記されている。
