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東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から3年が経過した11日、ニューヨークの在留邦人やニューヨーク近郊にあるインディアン・ポイント原発の閉鎖を訴える活動家ら約50人が在ニューヨーク日本国総領事館前に集まり、原発廃止を訴えるデモを行った。
これは、「3.11ノー・ニューク・アクションNYC」が中心となって企画したもの。同日は、安倍晋三首相に宛てた日本国内のすべての原発を廃止することなどを求める書簡を総領事館の担当者に手渡し、震災犠牲者への哀悼の意と、今も原発により苦しんでいる人々に対し、平和への祈りを込めた折り鶴が添えられた花を贈った。
参加者らは、自作の横断幕やポスターを掲げ、「原発反対! 子どもを守れ!」などとシュプレヒコールを上げた。
同団体代表の殿平有子氏は、「原発は、もはや日本国内だけの問題ではない。福島第一原発事故による環境汚染は米国まで届いている。日本が脱原発をするまで、私たちは諦めずに活動を続ける」と宣言した。
その後、一行はタイムズスクエアまで行進し、ニューヨーカーにも脱原発を訴えた。
今回の抗議デモに参加した反原発活動家のシエラ・ガイスト氏は、「ニューヨークにもインディアン・ポイント原発がある。原発から代替エネルギーに転換しないと、地球が駄目になる。自分たちの生活に深く関わっているということを、広く一般の人々に理解してもらいたい」と語った。
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