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ニューヨーク州ナッソー郡オーシャンサイドにあるサウス・ナッソー・コミュニティー病院で、糖尿病患者へのインスリン注射で使われていた注射器の一部分が、約4000人の患者に使い回されていたことが判明した。病院側は肝炎やHIV感染の恐れもあるとして、患者らに検査を受けるよう呼び掛けている。
米メディアの報道によると、使い回されていたのは注射針ではなく、インスリンを入れておく「ペン」と呼ばれる部分だったという。
同院は声明を発表し、「可能性は非常に低いが、(使い回しによる)感染の危険性は否定できない」とし、該当する糖尿病患者に対してB型およびC型肝炎と、エイズ・ウイルス(HIV)の検査を60日以内に受けるようすすめる通知を送付した。また血液検査を希望する該当患者には、無料で検査を行うとしている。
同院は、今後はペン型注射器の使用を禁じ、バイアル瓶を利用するタイプのみにすることを決定した。
同院の患者らからは、「あまりにショックで、信じられない」「病院には治療を受けるために来ているのに、逆に病気になるなんて非常に怖い」などといった声が聞かれた。
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