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ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は14日、州内にある100軒以上の飲食店が、州産の農産物や州で製造されたアルコール飲料などを積極的に提供するプロジェクトに、新たに参加すると発表した。これは州で栽培、飼育、製造された食材の使用を促進する同知事の取り組み「テイスト・ニューヨーク」の一環。
今回この「ニューヨークの誇り宣言」に署名した飲食店には、①州内で調達された農産物や製品の使用を10%増やす②州産のワインやビール、りんごジュースなどの使用を10%増加させ、飲み物メニューで取りあげて紹介する③地元の旬の食材を使い、ニューヨークをテーマにした料理を紹介する④州産の農作物や州で製造された製品について従業員を教育する—といったことなどが求められる。
ニューヨーク発の人気ハンバーガーチェーン「シェイク・シャック」は、州内にある11店舗のうち7店舗で、州産の食材を使用することを誓約した。また、州都オールバニ市にある「dpアン・アメリカン・ブラッセリー」では、数十種類の州産の食材を料理に使用し、約50種類の州産のアルコール類を提供。さらに今後30日以内に、すべてのタップビールとりんごジュースを州産のものに変える予定であるという。
知事は「ニューヨーク州には、世界最高レベルの食品および飲料の製造業者がいる」とし、これらの魅力を紹介することで、同州の農業と観光の活性化を図る。
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