「私を球場へ連れてって!」 MLBとマッチドットコムが新サイト

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 米3大スポーツのひとつである米メジャーリーグ(MLB)のシーズン開幕に合わせ、オンライン出会い系サービス「マッチ・ドット・コム(match.com)」は20日、MLBと提携して、同じ球団ファンの独身者同士を結び付ける出会い系サイトを立ち上げ、各球団のウェブサイト広告掲載を始めた。
 MLB所属の30球団のうち、トロント・ブルージェイズを除いた29球団が同サービスと提携する。各球団のウェブサイトには、マッチ・ドット・コムの会員の顔写真が並んだ広告が掲載され、広告をクリックすると同サービスのサイトが開き、同じ球団ファンである独身のデート相手を探すことができる。
 例えば、オークランド・アスレチックスのウェブサイトでは、両サイドにマッチ・ドット・コムの広告が表示され、「アスレチックスファンの独身者を見つけよう」と書かれたウィンドーに条件を入力して相手を検索することができる。
 サイトの上部に、「アスレチックスの試合に連れて行こう」とあるとおり、MLBの狙いは、出会い系サイトで知り合ったファン同士に、球場へ足を運んでもらうことにある。マッチ・ドット・コムの代表アマーナス・トンブレ氏によると、同サイトでヤンキースファンの会員がよく尋ねる最初の質問は、「レッドソックスが嫌いな人は?」であるという。