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2014.03.28 NEWS NY

タイムズスクエアが真っ暗に 地球環境保護で消灯

©franky242


 世界自然保護基金(WWF)主催による世界規模の環境保護イベント「アースアワー」の一環で、マンハッタン区の繁華街タイムズスクエアの灯りが3月29日の午後8時30分から9時30分までの1時間、消灯される。
 同イベントは、世界各地で同じ日の同じ時刻に電気を消すことにより、節電の大切さを認識し、「地球環境を守ろう」という意思表示をするというもの。イベントの日時は、毎年3月後半の土曜日に予定され、午後8時半からの1時間、世界各地のランドマークが消灯される。
 ニューヨーク市ではことし初めて、大晦日のボールドロップで有名なタイムズスクエアのニューイヤーズ・イヴ・ボールを消灯する。ボールの操作を行うカウントダウン・エンターテインメント社の代表ジェフリー・ストラウス氏によると、ボールの電源の切り替えには、プログラマーを派遣する必要があり、その費用に800ドルかかるという。
 また5年連続で同イベントに参加するマンハッタン区42丁目とブロードウェーにあるワン・タイムズ・スクエアも、広告主が年間2300万ドルを支払っている巨大な電子広告を消灯する。同ビルを所有するジェイムスタウン・プロパティーズ社は、20年までに20%の温室効果ガスの削減を目指しているという。

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