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米連邦政府はこのほど、運転中の携帯電話操作などを原因とする交通事故撲滅のため、新たな広告キャンペーンを開始した。
米国では近年、不注意運転による事故が急増し、深刻な問題となっている。2012年には不注意運転による交通事故の死者は328人に上り、死亡者数全体の1割を占めた。
このうち、原因として急増しているのが運転中の携帯電話の操作で、最近行われた調査では、米国の10代から20代の若者の80%が「運転中に携帯電話でテキストメッセージを読んだことがある」と答えていることが分かっている。
今回全米で放送が開始されたテレビCMは、若い女性が運転中にテキストメッセージを読むために一瞬注意を怠り道路標識を見落とし、横を走っていた車に激突される様子を描いた衝撃的な映像となっている。
米自動車協会(AAA)によれば、運転中に2秒間注意を怠るだけで、事故に遭う確率が2倍高まるという。
不注意運転の取締強化は、これまでにカリフォルニア州とデラウェア州で実施されており、両州の運転中のテキストメッセージ操作が約3割減少したことが分かっている。
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