レストラン業界のアカデミー賞とも言われる英レストラン誌が選ぶ2014年「世界のベスト・レストラン50」が28日発表され、ニューヨークを代表する高級店4店もランクインした。
昨年5位だったフレンチ・アメリカンの「Eleven Madison Park」が4位に上昇し、ニューヨーク勢ではトップとなった。2位(全体では21位)は「Le Bernardin」、3位(同30位)は「Per Se」、4位(同40位)は「Daniel」と、いずれもフランス料理の超人気店が名を連ねた。
一昨年前まで3年連続で1位だったデンマークの首都コペンハーゲンにある北欧料理店「ノーマ」が、世界一に返り咲いた。また日本からは、東京・南青山にあるフランス料理店「NARISAWA」が14位に、六本木の日本料理店「龍吟」が33位に選ばれた。
順位は、世界各国の料理批評家ら900人以上が、投票で決めた。
OpenTableもベスト・ブランチ発表
5月11日の母の日を控え、サンフランシスコを拠点とするフード評価サイトの「OpenTable」も、「全米のベスト・ブランチ100」を発表した。
堂々の1位に輝いたのは、ブルックリン区プロスペクトハイツにある「606 R&D」だった。またニューヨーク勢では、3位にマンハッタン区ソーホーに店を構える「Cupping Room Cafe」が、4位に同区サウスビレッジにある「Hundred Acres」、5位に同区グリニッチビレッジの「Jane」が食い込んだ。
なお、全米レストラン協会によると、全米では25%以上が母の日に家族で外食するというが、もっとも人気なのはディナー(55%)で、ブランチは30%だった。