ニューヨーク共同貿易 新社屋竣工式 多くの取引先関係者を招待
日本食レストランで使われる食材、酒、包丁やキッチン用品などの輸入卸販売を手掛けるニューヨーク共同貿易は4月26日、ニュージャージー州セコーカス市の新社屋竣工式を行い、多くの取引先や関係者に新社屋をお披露目した。
浄土真宗本願寺派の中垣顕實法師の読経が行われ、出席者全員で合掌。その後のあいさつで金井紀年会長は、戦時中の食料調達部での経験をきっかけに起業したことに触れ、貿易業としてビジネスを続けていく上で、日本の商品をただ販売するだけではなく、文化も伝えていかなければならないと意気込みを語った。
出席者らはいくつかのグループに分かれて、新社屋内のオフィスや倉庫を見学。トラックなどが停車し、荷物の積み替えに使用するローディングドックが12基に増え、出荷業務が1時間も短縮されるなど、業務効率が改善された。その後の昼食会では、このような新しい設備の充実に、関係者らからは同社に対するさらなる期待の声が聞かれた。