秋田ゆかりの会 春の利き酒会開催 有名銘柄と名物料理を楽しむ

会場は多くの来場者で賑わった


 2006年に秋田県の銘酒や名産品、文化などを紹介することを目的に発足した秋田ゆかりの会は2日、「秋田名物と全国の銘酒祭り」と題した春の利き酒会をマンハッタン区のニューヨーク日系人会で開催した。
 同会は、秋田県の人気銘柄はもちろん、現在は全国の銘柄を飲み比べもできる人気利き酒会として、毎回来場者は100人を超える。18回目を迎えた今回も、秋田にゆかりのある人、酒や日本文化に興味のある米国人など、多くの来場者で賑わった。
 会場では木村酒造の「純米大吟醸原酒 美酔冠」をはじめ、全国の21蔵元から集められた41銘柄と、今回のために取り寄せられた稲庭うどんや名物いぶりがっこなど秋田の温もりがじんわりと感じられる料理が振る舞われた。
 実行委員のサンポップ・インターナショナル・コーポレーション代表の山本正俊氏は「回を重ねるごとにパワーアップしており、県人会が主催する非営利のイベントとして、これだけの酒と人が集まるのはすごい。この会をきっかけに、もっと日本の酒や文化に触れてもらい、ファンを増やしたい」と語った。