loader-image
New York, US
2025.01.12
temperature icon 0°C
2014.05.14 NEWS

シティバイク、利用者の76%が男性

 ニューヨーク市の自転車シェアプログラム「シティバイク」の利用者の76.3%が男性であることがこのほど、ニューヨーク大学のルーディン交通政策研究所の最新の調査結果により判明した。
 同調査は、プログラムの年会員の利用状況について、2013昨年7月から12月までの記録を調査分析した。これによると、男性の多くがマンハッタン区のペンシルベニア駅やグランドセントラル駅など、公共交通の拠点で交通量の多い地域に設置されている駐輪場を利用していた。
 だが女性の場合は、交通量が少なく、橋へのアクセスが良い場所に設置された駐輪場を好む傾向が見られた。地域別ではロウワーイーストの人気が高く、アベニューDと東8丁目の角はウィリアムズバーグ橋に近く、自転車専用路もあることから、女性の利用率がもっとも高い駐輪場のひとつとなっている。
 これについて女性利用者からは「交通量の多いミッドタウンは怖くて走りたくない」「利用するのはほとんど自転車専用路」といった声が聞かれた。
 一方、国内の他の都市の自転車シェアプログラムでは、利用者の男女比は半々に近い。首都ワシントンDCの「キャピタルバイク」の女性利用者は、全体の45%となっている。

RELATED POST