とんかつ、生姜焼き、豚丼など、さまざまな料理で日本人の食卓を飾る豚肉。なかでも今回は、話題の四元豚「シルキーポーク」を紹介する。
ジューシーで柔らかい! 四元豚の魅力
「シルキーポーク」とは?
豚肉は、そのおいしさはもちろん、高い栄養価でありながらも手頃な価格で手に入るため、理想的な食材だ。一般に流通しているものは三元豚といって、デュロック種、ランドレース種、大ヨークシャー種と呼ばれる3種を掛け合わせたもの。一方「シルキーポーク」は、これらに日本では初となるチェスターホワイト種を掛け合わせて誕生した四元豚。日本の住商フーズ株式会社が、世界最大の豚肉生産会社であるスミスフィールド社(バージニア州)とスミスフィールド社の協力農場(ノースカロライナ州)との共同開発により、誕生した。(図1)
4種を掛け合わせることで、それぞれの長所を受け継ぎ、ストレスフリーの清潔な環境と、成長に合わせた9種の配合飼料で丁寧に育てられた安全で安心なブランド。その特徴は、美しい桜色に入った「サシ」と呼ばれる霜降りと、ジューシーで柔らかい肉質である。臭みがないうえ、甘味や酸味が程よく、味のバランスも良い。そのため、「焼く」「揚げる」「煮る」とどのように調理しても美味しいのが魅力と言える。
「大戸屋」の人気メニューにも
元々、日本でシルキーポークを使っていた「大戸屋」。米国でも同じ味を顧客に届けるため、マンハッタン区にある1号店「チェルシー店」でのオープン当初から、こちらを使ったメニューを提供し続けている。米誌ニューヨーク・マガジンで取り上げられ、話題となったロースかつには、肉本来の味がしっかりと楽しめるよう、余計な味付けは一切していない。箸で切れるほど柔らかくてジューシーな味わいは、ランチ、ディナー共に常に上位にランクインするほど人気。大戸屋ニューヨーク・チェルシー店ブランチマネージャーの大野友和氏は、「魚料理を注文することの多い日本人も、『肉を食べたい!』という時にはロースかつを召し上がりますね」と語る。もちろん、ステーキなどの肉料理を好む米国人にも広く受け入れられている。
おいしく食べて、夏を元気に!
豚肉に豊富に含まれるビタミンB1は、肉体疲労の回復効果があると言われている。脂肪分を除いた豚肉なら約120gで、18~49歳男性が1日に必要な1・4mgを満たすことができるという(※独立行政法人農畜産業振興機構調べ)。
おいしく栄養価の高い四元豚「シルキーポーク」を食べて、ニューヨークの夏を元気に過ごしたい。
大戸屋ブランチマネージャー大野氏が提案!
初夏にぴったり、家庭でもできるシルキーポークを使ったオススメ料理
⑴塩・コショウで味付けして焼くだけで美味しい!「簡単ポークステーキ」
⑵豚肉を削ぎ切りにし、キムチと一緒に炒めるだけ!「豚キムチ」
⑶にんにくの芽と一緒に炒め、醤油、塩・コショウで味付けしてご飯に載せるだけ!「簡単さっぱり味の豚丼」
問い合わせ
●米国西本貿易 www.ntcltdusa.com
商品に関するお問い合わせは、西本貿易(担当: 橋本/201-804-1600)まで。●住商フーズ株式会社 www.scfoods.co.jp