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英語辞典のベストセラー、メリアム=ウェブスター英英辞書のオンライン最新版がこのほど、公開された。ソーシャルメディアを中心とするテクノロジーに関連する新語が多数選ばれ、テクノロジーがさまざまな面で現代生活の一部となりつつあることをあらためて示唆するものとなっている。
追加された単語には、簡易ブログサイトのツイッターで用いられる「ハッシュタグ(hashtag)」や「ツイープ(tweep)」のほか、携帯電話で自分を撮影する行為を指す「セルフィー(selfie)」などがある。また、インターネット上の募金を意味する「クラウドファンディング(crowdfunding)」や、日常生活をゲーム化するという概念を指す「ゲーミフィケーション(gamification)」、データ集積の集合体を指す「ビッグデータ(big data)」などがある。さらに、ソーシャルネットワーク上で虚偽のプロフィールを掲載する人物を意味する「キャットフィッシュ(catfish)」も新たに加えられた。
同辞書の編集担当者は、「オンラインでのつながりは個人やビジネスのレベルで我々の生活に大きな影響を及ぼしており、その事実を反映する新しい言葉が数多く登場している」と説明した。
このほか最新版に加えられた言葉には、大量消費に反対し廃品利用などを積極的に行う人を指す「フリーガン(freegan)」、シェールガスの採掘で行う水圧破砕法を指す「フラッキング(fracking)」などがある。
米出版社のミリアム・ウェブスターが発行する同辞書は150年以上の歴史があり、世界でもっとも権威のある英英辞書のひとつとされる。
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