エンパイアステーキハウス

ジュージューと焼き音を立てながら、目の前に運ばれる特大ステーキ。ニューヨークスタイルのステーキは、一度体験したら忘れられない、超ド迫力のエンターテインメント!

モダンスタイルで味わう 伝統的なNY風ステーキ

 ステーキハウスの老舗ピーター・ルーガーで長年にわたりキャリアを積んだシナナージュ兄弟。彼らがマンハッタンの5番街に、洗練されたレストラン「ベン&ジャックスステーキハウス」をオープンしたのは2005年。マンハッタンの中心で味わえる本格的なニューヨークスタイルのステーキハウスとして、瞬く間に有名店の仲間入りを果たした。
 その5年後には、52丁目5番街と6番街の間に、「エンパイア・ステーキハウス」をオープン。この抜群のロケーションにぴったりのモダンな雰囲気で、ベン&ジャックス同様に極上のステーキが堪能できる贅沢なレストランとして、メディアから口コミまで各方面から高い評価を得ており、また多くのセレブリティが訪れる店として、確固たる人気を築いてきた。現在では、54丁目に2号店も構えている。

おしゃれでモダンな雰囲気の店内。夏はオープンテラスも

 ステーキハウスの顔とも言える、骨付きの豪華な「ポーターハウスステーキ」。同店ではもちろんUSDA(米国農務省)の認可を受けたプライムステーキのみを使用している。特製の保存室で21日〜28日間、一定温度のもと熟成させた牛肉は非常に柔らかく、焼き上がりがジューシーになる。ミディアムレアなら、口の中にじゅわ〜っと広がる肉汁と柔らかい食感が同時に楽しめ、プライムステーキの虜になってしまうだろう。

独自の調理法で絶妙に焼き上がった「ポー ターハウスステーキ」(2、3または4人前)

 同店では肉本来の旨味を堪能してもらうため、主張し過ぎないシンプルな味付けにこだわっており、サイドメニュー(ほうれん草、アスパラガス、オニオン、マッシュルームなど)も素材の味が生きるように仕上げられている。ほうれん草をクリームでまろやかに仕立てた「クリームド・スピナッチ」は、必ずと言っていい程ステーキと共に注文されるサイドの一番人気で、肉の香ばしさとベストマッチ。また「ジャーマンポテト」も根強い人気を誇る名脇役だ。

シーフードプラッター

 肉料理以外にも、ノルウェーサーモン、イエローフィンツナなど、シーフードメニューも充実している。特に4パウンドのジャンボロブスター(ボイルまたはスチーム)は、ぎゅっと詰まった新鮮な身にレモンをたっぷり絞って豪快にかぶりつきたい。
 豪華な料理に欠かせないワインは現在350種類以上を常備。全ての料理とお客さんの好みに合うよう、カルフォリニア産のヴィンテージワインを中心に、世界各地から厳選したものを取り寄せている。カクテル各種、バーボン、スコッチ、コニャックなどドリンクメニューも豊富なので、バーだけでの利用も十分満足いくはず。

 ピーター・ルーガーで学んだ伝統のステーキと、自分たちらしさを出したモダンな雰囲気を程良く融合させ、他に無いスタイルで勝負している同店。本場のニューヨークスタイルを味わうなら、同店を外すわけにはいかないはずだ。

エンパイアステーキハウス
36 W 52nd St(bet 5th & 6th Ave)
☎212-582-6900

237 W 54th St(bet Broadway & 8th Ave)
☎212-586-9700

www.empiresteakhousenyc.com