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ニューヨーク市は、2024年の夏季オリンピック開催地について、立候補しないとの結論に達した。同市のビル・デ・ブラシオ市長の側近であるアリシア・グレン住宅経済開発局助役が27日、米紙ウオールストリート・ジャーナルに明らかにした。
グレン氏は今回の決定について、「開催によって得られる利益より、予想される不利益の方が大きいこと」が理由であると説明している。
具体的にはまず、オリンピック開催の目的である「その都市の国際的知名度を高める」ことについては、同市はすでに達成していること。同時に市を訪れる観光客数は過去最高を記録しており、オリンピックを開催すれば、一般の旅行者数が減少する懸念があること。
さらに開催地になると、特定の地域のみを開発することになり、その他の地域が取り残されることは、デ・ブラシオ市政としてもっとも避けたいことであるとも指摘している。
同市は米オリンピック委員会から、12年のオリンピック開催地候補として選出され、ブルームバーグ前市長のもと招致活動を行ったが、ロンドンに敗れている。
しかし先日、当時誘致活動の中心となって活動していたダニエル・ドクトロフ氏とアンドリュー・クオモ州知事が、再度立候補の可能性を検討すると言及していた。
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